命とお墓掃除
こんばんは、根岸春木です。
皆様は、お墓掃除できていますか?
「出来ている」と答えられた場合、我々のお仕事が成り立たなくなってしまうのですが!
我ながら少し重いタイトルにしてしまった事を反省しつつ綴っていきます。
私は今年度で32歳になりますが
12才の時に父が病死しました。
52歳でした。
その為、必然的にお墓参りや掃除に関わる事が多い人生だったと思います。
当時の私は色んな気持ちに渦巻かれていました。
空いた食卓。
憐れむ目。
消えてしまった反抗期。
しかしながら病院嫌いな父にしては充分だったと思います。
そして立派でした。
趣味と家庭を両立して気ままな男でした。
生前は何かを口うるさく教えられた覚えはないですが、
命を以って私に色んな事を教えて、考えさせてくれました。
形而下では居なくても私の中には居ます。
ふとお墓掃除をしている時に思うことが、
全国に無数のお墓があって、そこに幾つもの想いが宿っていると思うと、
なんとも誇らしい仕事を選んだのかと実感しています。
ふむ、題材が重いと筆数が増えてしまうのでこの辺りで。
私も命を大事な人に使って生きたいです。
あ、妻もいなけりゃ彼女もいなかった!
(´・ω・`)